功徳(くどく)のことを「積功累徳」(しゃっくるいとく)と仏教では表現します。
「功績を積み重ねることで徳が累積される」という意味ですが、徳には「陽徳」と「陰徳」があります。
陽徳は、金銭や物質などの寄付行為をさし、陰徳は、ボランティア活動や精神的救済、または、人間的指導などが陰徳にあたります。但し、利益を目的とした行為ではありません。
例えば、赤い羽根、青い羽根や難民などの寄付、行動や会話の中で間違った人の行動や考え方を正し、忠告指導することなど、社会や人々と接する中で、自然と出る相手中心の善行をいいます.