バッターボックス

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6月10日、お得意さんから京セラドームでの野球観覧券を頂いたので、スタッフ4人で巨人対オリックス戦を見にいった。招待席と言うか椅子の上側にクーラーがついていて涼しい風がおくられている。二十歳位のときに南海球場にナイターを見に行ったことがあるが、その時代からすると明るさも設備も違う。昔は箱庭でも見ているような感じをしていたことを覚えているが、今のナイターは夜なんて感じは全然しない…夜であること外に出てはじめてわかるようなことである。・・・当日、バッターボックスに立ったイ・スンヨブ選手の背番号を撮った・・・それは前から撮れなかったからである・・・一番バッター坂本勇は右打ちバッターなので前か撮れたが顔が確りと見えていない・・・スナップ写真と言ったところである。

 

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乳腺外科医

乳がん治療のエキスパートである乳腺外科医の中村清吾先生が、6月9日のNHKのプロフェッショナルの番組の出演されていた。世界的にもこの専門では権威のある先生のようであった。私も始めてテレビでお会いしたのである。『向き合うのは女性の人生』と言っておられたことがとても印象的であった。診察をしているのは一女性ではない、その人の人生と向き合っているのだ・・・という。だから、診察をするときは、『患者さん側に立って、一歩踏み込んで考える』と言っておられた。そして『患者さんの話をしっかり聴くことである』という。さらに『医者は謙虚でなければならない』とも言っておられた。

私達が人生を歩むのには、実行しなければならない言葉ばかりである。人と人が向き合うのは、単に目の前の目的だけの達成ではないようである。その奥には相手には見えない尊い思いがなければ真のエキスパートではないと思えた。如何なる業種であっても、また如何なる人と付き合うにしても、相手を思いやる精神がいかに大切かを中村先生は語っておられたと思う。 

 

トランポリン

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左側が外村拓也選手(北京オリンピック四位)

右側は上山容弘選手(北京オリンピック選手)

北京オリンピック選手によるトランポリン演技会が、6月7日池田市の五月山体育館で行われました。私も縁あって参観のために行かせていただきました。生れてはじめて見た現場での迫力は感動的でありましたが、デジカメでは明瞭には写っていないのが残念ですが・・・紹介をいたします。

・・・そのうちに・・・好いカメラを購入・・・と考えているところです。

 

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また、可愛い少女たちによる新体操の練練習風景も披露されて花をそえていました。数年も立てば彼女達も大きく成長を遂げ、やがてはオリンピックの檜舞台で活躍をすることでしょう。

 

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北京オリンピック(廣田遥選手)

上の写真は、トランポリンで跳躍をして、空中で、今まさに宙返りを行おうとしている瞬間です・・・

 

芒種(ぼうしゅ)

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芒種とは、

太陽が黄経75度の点を通過する6月5日~6日頃を芒種といい、芒種は梅雨入りの前にあたります。昨日の日曜日に箕面の山手を通りましたが、周辺の水田には水がはられ田植えの準備ができている風景が目に止まりました。芒種とはそうした田植えが開始される時期でもあります。梅雨は、田んぼに必要な雨の恵を与えます。去年の入梅宣言は6月3日でしたから、そろそろ梅雨入り宣言があるのでは・・・今日も何となく蒸し暑い・・・こうした時期を芒種といいます。

県祭り

県まつり(あがたまつり)6月5日~6月6日

京都府宇治市宇治蓮華、県神社。一名『暗闇祭り』とも呼ばれる奇祭で、昔は男女のざこ寝で有名であった。

県神社は、平等院の鎮守である。県神社の祭神は応神天皇の妃、宮主宅媛(みやすけひめ)。祭りは、五日の十七時からの夕御鐉(ゆうみげ)に始まる。祭神の父、日触使主(ひぶるおみ)の子孫と伝える長者氏の宅で大きな御幣をつくり、これを本社に捧持して神霊を移し、翌六日の午前三時ごろ、行列をつくって、暗夜の中を御旅所に渡御する。大幣を担ぐ若者は、昔は裸体であったが、今は白浄衣を着ている。この渡御のお供を三年続けると、どんな願い事もかなうと言い伝えられている。

(こよみ辞典より)

八月号

 『人間情報』の8月号を入力いたしました。人間情報の内容は、8月の心がまえ・育成・菜根譚・随筆・小学・二宮尊徳訓・六中観・養生の心得(貝原益軒書より)等、7項目より成り立っています。是非、お読みになってください、何かの、ご参考になるかと思っています。毎月、月の初めに入稿いたします。この『人間情報』紙は、毎月希望者の皆さんに,すでに15年来無料で配布されているものです。ご希望の方はお申込みください。

エンゼル

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エンゼル・トランペット

理髪店の女性オーナが大切に育てている花です。立ち止まってシャッターをきっていると、オーナが出てきた。私がいつも世話になっている、所謂、散髪屋さんである。

「この花はなんていうのですか?」と聞いた。

「エンゼル・トランペット、と言うのです・・・ほら見てご覧・・・トランペットの様な形をしているでしょう」と説明をされた。

写真で見るように「トランペット・・・なるほど」と、とても適切な説明であった。

養生の心得

貝原益軒【養生訓】より

 

食べてはいけない食物

すえた臭いのする飯、古い魚、ふやけた肉、色香のよくないもの、よくない臭いもの、煮てから長く時間がたったものは食べてはならない。また朝夕の食事のほかに間食することはきわめてわるい。
また早すぎて熟していないもの、あるいはまだ熟していないものの根を掘り出して芽のところを食べることや、時期がすぎて盛りを失ったものなどは、いわゆる時ならぬものであるから食べてはいけない。
これは『論語』にもある言葉で、聖人は決して食されなかった。聖人は身を慎まれてもっぱら養生をされたのである。法として模範とすべきであろう。また肉は多く食べても飯の気に勝たせないようにするとも述べている。とにかく肉を多く食べることはいけない。

食事は飯を中心にして、どんな食べものでも飯より多く食べると身体をわるくする。

 

副食は少なめに 

飲食するうちで、飯を十分に食べないと飢えをいやせない。吸物は飯をやわらげるだけである。肉は飽きるほど食べなくても不足しない。少し食べて食を増進し、気を養わなければならない。野菜は穀物や肉類の不足をおぎなって消化を助ける。すべて食べる理由がある。が、食べすぎることがいけないのはいうまでもない。

 

穀物と肉類 

ひとの身体は、元気をもとにしている。穀物の養分によって、元気は生成しつづける。穀物や肉類をもって元気を助けなければならない。とはいうもののそれらを食べすぎて元気をそこなってはならない。元気が穀肉に克てば命は長いし、穀肉が元気に克つと短命になる。古人は「穀は肉にかつべし、肉は穀にかたしむべからず」という。

 

六中観

六中観(りくちゅうかん)


一、忙中閑あり

一、苦中楽あり

一、死中活あり

一、壺中天あり

一、意中人あり

一、腹中書あり

 

※脇屋解説(今回はこの解説をします)

 

一、苦中楽あり(くちゅうらくあり)

「苦労する中に、すでに楽が存在している」という意味であります。言いかえると苦労と楽しみというものは、別々のものではないということです。

花に例えると『種』の中には花が咲くという結果が具わっているから種を蒔きます。

春に種を蒔き、または苗などを植えて、花を咲かせたり秋には実を収穫したりするのは、種や苗に花が咲き、果実がなるという結果が分っているから努力をいたします。でも、時には失敗したり、大自然の風雨によって破壊されたりする場合もあります・・・

これと同じことで『苦』という種の中には「楽」または「幸せ」という花が咲く要素を具えていることを知っていなければいけない。と言うことを教えたのが「苦中に楽あり」ということです。

従って、物事を起こしたからには、花が咲き実が成るまで、我慢して努力しなければいけない。もし、時期が来たのに花が咲かない、実が成らないということがあれば、それは、土が悪かったのか、肥料のせいか、種に対する土などの環境が整っていないのか、手入れが悪いのか、等々を検討して花が咲き果実ができるように改善工夫が必要となります。

このように、事業も人生も全く同じことでありますから、物事は達成するまで諦めてはなりません。

 

人間学

二宮尊徳翁の訓えより

 

水門を閉じて分水を争う

『師はこういわれた。財宝を生み出して利を得るのは農工であり、財宝を運用して利を得るのは商人である。財宝を生み出し運用する農工商を勤めないで、しかも富裕を願うのは、たとえば水門を閉めて分水を争うようなもので、智者のすることではない。

それなのに世間で智者と呼ばれる者のすることを見ると、農工商を勤めずに、ただ小智恵や悪知恵を働かして財宝を得ようとする者が多い。これは誤っており、しかも迷っているといえるだろう。』

 

あぶない身代と手堅い身代 

『師はこういわれた。千円の資本で千円の商売をするときは、ほかから見てあぶない身代という。千円の身代で八百円の商売するときは、ほかから見て小さいけれど堅い身代という。この堅い身代といわれるところに、味わいもあり益もある。それを世間は百円を元手にして、二百円の商売をする者を働き者という。大いなる間違いだ。

脇屋意見

『この手堅い商売』には異論があると思う。いまの社会での商売の仕方は、少ない資本をいかに活用して利益を上げるか・・・と思っている方が多いのではないかと思われる。しかし現実は、出店したかと思うと三年も経たない内に閉店したり、最近倒産件数が増え続けている。これは正に千円の身代で千円以上の商売をしているから、歯車が一つ狂えばガタガタと崩れてしまうのである。

だから、現代風にいう手堅い運営とは、経理上でいうならば、毎日、或いは毎月の自店または自社での経営損益分岐点を確り把握して勤めることを守ることが大事である。