菜根譚

菜根譚(197引用)

『鷹の立っているようすは眠っているようで、虎の歩く姿は病み疲れているようである。しかし、これこそ、人につかみかかり、かみつく手だてである。これを見ても、君子たるものは、おのれの賢明さを外に現れないようにし、おのれの才能をやたらに振り回すことのないようにして、それで初めて大事を双肩に担って行く腕前があると言えよう。』

 

自然体

『特別なことでなくいいから自然で普通が好い』

相撲界で、横綱の態度が時折問題になっている。横綱は最高位にあるため、人間として人格というか人柄が要求されている。多くの目があるので、本人は解っているはず…。然し単純なことではない。

人格とは、自然に、それらしい風格が具わってこなければ本物ではない。ムリをして、つくり上げるのはよくない。普通にして、自然に形成されてこそ、その価値観が尊い。
 

 

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