「商いの知識」カテゴリーアーカイブ

運に乗ずる

小富は勤めにあり、大富は天にあるといえり、勤めさえなさば、富ざれども貧窮の患はあるまじ、大いに富を得ることは、運に乗じ時を得ざれば成りがたし、人間一生の内に、この立身出世の運に乗ずること必ずあり、この時をはずすべからず

平等

(高島屋初代飯田新七:訓)

『顧客の待遇を平等にし、いやしくも貧富貴賎に依りて差などを附すべからず』 

お客様と接するときは、平等にして決して差別があってはならない、ということを戒めています。

目前の利

 DSC_0601.jpg『一時の機に投じ、目前の利にはしり、危険の行為あるべからず』 (住友家の家訓より)

 

物事は、前後の状況を十分に理解して、100%の可能性がない限り、物事をすすめてはならない。

今の時代、状況判断が明確にできてないときは、物事を実行に移してはいけない。

「後で何とかなる」といったような時代ではない。