「雑談」カテゴリーアーカイブ

乳腺外科医

乳がん治療のエキスパートである乳腺外科医の中村清吾先生が、6月9日のNHKのプロフェッショナルの番組の出演されていた。世界的にもこの専門では権威のある先生のようであった。私も始めてテレビでお会いしたのである。『向き合うのは女性の人生』と言っておられたことがとても印象的であった。診察をしているのは一女性ではない、その人の人生と向き合っているのだ・・・という。だから、診察をするときは、『患者さん側に立って、一歩踏み込んで考える』と言っておられた。そして『患者さんの話をしっかり聴くことである』という。さらに『医者は謙虚でなければならない』とも言っておられた。

私達が人生を歩むのには、実行しなければならない言葉ばかりである。人と人が向き合うのは、単に目の前の目的だけの達成ではないようである。その奥には相手には見えない尊い思いがなければ真のエキスパートではないと思えた。如何なる業種であっても、また如何なる人と付き合うにしても、相手を思いやる精神がいかに大切かを中村先生は語っておられたと思う。 

 

たこやき

子供のころ、毎月決まって「夜店」という名で夕方から夜十時ごろまで道端にお店がでていた。

「ちょぼ焼き」というのがあった。今のたこ焼きの小型のようなもので、具には「しょうが」「おこうこ」いわゆる黄色のお漬物を細かく刻んである。それに粉末の「かつお」などが入っていた。「たこ」も多分入っていたのかなー。そんなことを考えながら、好きな「たこ焼き」をほおばっている。…自分!!

適量あり

ものごとには適量があります。

言葉にも、沈黙よりも、しゃべる弊害のほうが多いように思います。

いかがですか、そうは思いませんか、黙っておればよかったのに、一言多かったために、起らなかったようなトラブルが起ることがあります。相手のことを考えないで、一方的にしゃべりまくる話し上手は、気をつけることです。

「人の振り見て我が振り直せ」といいますからねー。

 

御座候

百貨店に行くと、私は、素通りできない売場がある。

「御座候」という饅頭である。

子供の頃には「太鼓饅頭」という饅頭であるが、この饅頭には「憎い思い出」がある。というのは、小僧の時代に、兄弟子の使いでよく買いに行かされたが饅頭を頂いたことがない。

今日は六個買って事務所に戻った。私は食い欲が出て二個食べたが、その翌日、下痢をするはめになった。

反省、反省!!

美味しい最中

「体調が悪かったんですねーちっとも知りませんでした」と村西さんと辻さんが訪れていただいた。

村西さんも昨年手術をされて、どうだったのかな…と気にしていたので、元気な顔を見て「よかった」と嬉しく思った。

辻さんに「初めてお会いしてから何年ぐらいになりますかねー」と聞くと「そうですねー十三年に成りますかね…」いわれた。

帰られてから記録を見ると一九九二年九月十六日とあるから、数えで十七年になる。

鶴屋八幡の和菓子が好きということで「最中」を頂いた。美味しい最中を食べて、後、十年頑張ろうと思って、フゥフゥと笑えた……

うがい

「喉をうがいする』というのは…外での黴菌を流し落とすことであると、ばかり思い込んでいたが……

長崎大学名誉教授・松本慶蔵さんは『手洗いは接触による感染を……うがいは乾燥を防ぎます』と説明されていた。

勿論、流し落とすという意味もあるとは思うが『うがい』の目的は、乾燥を防ぐ…ということであった。知らなかったのは私だけかも……

八十になっても未熟なものである。「八十の手習い」という諺があるが全くネ…と心の底からそう感じている。でも、「学ぶ」ことがあるのは有難いことだと感謝している。