(貝原益軒 養生訓より)
食当りと絶食
食当りのときは絶食がよい。あるいは食べる量を日頃の半分に減じ、または三分の二にまで減じてもさしつかえない。食べ過ぎのときは早く入浴するとよい。
魚や鳥の肉、魚や鳥の干塩(干物)、生野菜、油っこいもの、ねばっこいもの、堅いもの、もちやだんご、そして菓子類などを食べてはいけない。
消化不良と朝食ぬき
朝食がまだ消化しないうちは、昼食をしてはならない。点心(茶の子、つまり茶うけの菓子)などを食べてはいけない。昼食が消化しなければ夜食をしてはいけない。昨夜食べた食物がなおとどこおっていたら、朝食をぬくがよい。もしくは半減し、酒や肉を絶つこと。
とにかく食あたりを治すには絶食がもっともよい。絶食すれば軽い食あたりなら薬を用いないでも癒る。
養生の道を心得ないひと、また知識がない人は、食がとどこおっている病気にも早く食事をすすめるから病気が重くなる。ねばっこい米湯などはことに害になるものだ。むやみにすすめてはならない。
病気の症状によって、とくに食当りの病人は、1、2日絶食してもさしたる害はない。邪気がとどこおって腹がふくれているからである。
穀物と肉類
煮すぎて味を失ったものと、まだよく煮えていないものを食べてはいけない。魚を煮るときは十分に煮なければ悪い。煮すぎてその香味を失っては味もなく、しかも胸にとどこおりやすい。ほどよく煮ることである。蒸した魚はそれが長くなっても煮えたての味を失わない。魚を煮るのに水を多くしては味をそんじてしまう。
2009年7月2日
小学に学ぶ(中国古書)
馬援の兄の子の馬厳・馬敦の二人は、二人とも好んで政事の是非を論じ、他人の過失を譏り、また軽薄で豪気をたっとぶ人々と交わった。
馬援が交跡に遠征中、この子供たちを戒めてよ…
2009年7月2日
二宮尊徳翁の訓へ
循環の道理
師はこういわれた。この世界で咲く花は必ず散る。散るといってもまた春が来れば必ず花が咲く。春に萌え生ずる草は必ず秋風に枯れる。枯れるといってもまた暖かい風にあえば、必ず芽を…
2009年7月2日
六中観(安岡正篤著書より)
1、忙中閑あり
1、苦中楽あり
1、死中活あり
1、壺中天あり
1、意中人あり
1、腹中書あり
※脇屋解説(今月はこの解説をします)
1、死中活あり(しちゅう…
2009年7月2日
「長屋再生」
地下鉄緑地線の松屋町駅を下車して東南の三番出口からでて右に曲がると松屋タワーがある。一階はローソンの売店である。
昨年までは工事中であったが、今年の2月に完成した賃貸マンションである。…
2009年7月2日
菜根譚(199引用)
思い通りにならないことに気をかけすぎるな。
また、思い通りになってもむやみに喜んではならない。
いつまでも平穏無事であることをあてにするな。
また、最初から困難を思って気おくれする…
2009年7月2日
子供は日進月歩のように刻々と成長を続けているのである。今日よりは明日、明日よりは明後日と肉体的にも精神的にも猛スピードで成長を遂げている。
従って、親もそのスピードに負けないようについてゆかないと意見…
2009年7月2日
七月の心がけ
七月の干支は、辛未(かのと・ひつじ)であります。「辛」(しん)は、鋭い刃物を表わしている象形文字です。食品の味でいえば「辛}は“カライ”という意味で、舌をピリッと刺すように「からみ」のこ…
2009年6月12日
6月10日、お得意さんから京セラドームでの野球観覧券を頂いたので、スタッフ4人で巨人対オリックス戦を見にいった。招待席と言うか椅子の上側にクーラーがついていて涼しい風がおくられている。二十歳…
2009年6月10日
乳がん治療のエキスパートである乳腺外科医の中村清吾先生が、6月9日のNHKのプロフェッショナルの番組の出演されていた。世界的にもこの専門では権威のある先生のようであった。私も始めてテレビでお会いしたの…