菜根譚

菜根譚(197引用)

『倹約はたしかに美徳ではあるが、度を過ごすとけちになり、卑しくなって、かえって正道を損なう結果になる。

また、謙譲は良い行為ではあるが度をすごすとばかていねいになり、慎みすぎて卑屈になって、たいてい何かこんたんのある心から出ている。』

 

「分相応・不相応」  解説:脇屋

千円しかないのに、千円以上の物をほしがる。これが「分不相応」の「度」が過 ぎるということである。

『分限を知れ』という戒めがある。自分の限界を知ることは、重要なことである。

事業であれば、経営能力の限界点、それを補うのは側近の人材である。次に財力の限界点、それを補うのは銀行などの経済関係の信用度である。また、事業の拡大は、対外的な人脈及び社員も含めて数よりもその質である。ゆめゆめ、自分ひとりの能力を過度すると失敗となる。

 

育成

2009年6月1日
『子供たちに必要なのは、気持ちが安定し、心地よさを感じるだけの自分の居場所です。それがあって初めて「何か勉強がおもしろそうだな」という知的好奇心が生れてくる。』(元教諭橘田重男の言葉) この先生は今は…

六月の心がけ

2009年6月1日
 “毎日同じことを繰返すのは それがたやすいようで 難所なのである ”       脇屋よしすけ 六月の干支は、庚午(かのえ・うま)であります。「庚」(こう)には三つの意味があります。第一は、「継承と継続」と…

野球道 即 人道

2009年5月25日
桑田選手と清原選手が、大阪PL学園の野球部にいた頃の監督、中村順司氏が最近テレビに出演されていた。そのときの話であるが、「野球道は人の道」そのものであると、熱っぽく話しておられたことが強く印象に残り、…

小満(しょうまん)

2009年5月22日
旧暦4月、巳の月の中気である。立夏後の15日目にあたり、新暦の五月二十一日頃を「小満」というのである。天文学的には、太陽が黄経60度の点を通過するときをいう。(こよみ事典より)     小満…

そごう

2009年5月22日
      大阪そごう百貨店の十二階に植えられている花である。真ん中に水槽がありその周囲にぎっしりと植えられた白い花・・・・・・「ここはいつまでですか?」と店員さんに聞くと、「今年の八月で終りです」…

今日のこと

2009年5月22日
今日の目標は、今日中に片付けることが大事です。もし、片づかなかった場合はあなたなら、どうしますか、どんなに時間がかかっても、今日中に片づけてしまう人、あきらめて明日に持ち越す人の、どちらかですが、「今…

時間割

2009年5月21日
今日一日の目標をもって頑張ろうとしていますか…時間を大切にして、今日一日の時間を効率よく使うには、目標を決めて行動することが大事です。目標を決めていないと、…あきらめやムダが多くなり、怠け心が起きやすく…

功徳

2009年5月19日
功徳(くどく)のことを「積功累徳」(しゃっくるいとく)と仏教では表現します。「功績を積み重ねることで徳が累積される」という意味ですが、徳には「陽徳」と「陰徳」があります。陽徳は、金銭や物質などの寄付行…

たこやき

2009年5月19日
子供のころ、毎月決まって「夜店」という名で夕方から夜十時ごろまで道端にお店がでていた。 「ちょぼ焼き」というのがあった。今のたこ焼きの小型のようなもので、具には「しょうが」「おこうこ」いわゆる黄色のお…
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